キャンプなどで鍋や皿などを掴むためのリフター。
今まで所有したことはなかったのですが価格も1,210円だったので初めて購入してみました。
購入したのはトランギア・アルミハンドル TR-TH-25。
トランギア・アルミハンドル TR-TH-25
さっそく中身を取り出してみます。
サイズは全長約125mm。
素材はアルミで重さは48gでとても軽いです。
厚さ1mmくらいの鍋や皿をつかむことができます。
製品の出来は「つかむ」ということでは問題ありませんが、同社のメスティン同様「バリ」があるので「バリ取り」をすることに。
またアルミ表面もくすんだ状態なので磨きもやってみます。
バリ取り
まずバリ取りには#120〜#180番相当のスポンジヤスリでやってみました。
スポンジヤスリではリフター裏側の隙間が狭くアルミの肉抜きされている円にもバリがあるのでなかなか取り除くのが大変です。
途中で面倒くさくなりホビー用ルーターで金ブラシなどを使い落としていきました。
ルーターを使う場合やりすぎると一気にアルミを削ってしまうので注意が必要です。
バリがあったところに指を滑らせてみると、引っかかりがなく滑らかな指ざわりになりました。
これでバリ取りは完了です。
研磨
続いてアルミ表面の磨きを行います。
まず800番の紙やすりを使い表面を軽く研いでいきます。
磨きに使ったのはアサヒペンの「金属みがき」です。
研磨剤が付いている綿をちぎって磨きたい箇所をこすればピカピカになる便利な研磨剤です。
使う場合の注意点として素手で使うと手が真っ黒になってしまいます。
ビニール手袋などで手が汚れないようにしてから作業をした方が良いです。
納得がいくまで何回もかけ自分好みに仕上げていきます。
磨き終わったら表面を不要な布で拭き取り一度水洗いをしました。
かなり味のある輝きに仕上がりました。
研磨する前に紙やすりで表面を研いだので細かい傷がありますがそれもまた良い感じです。
まとめ
トランギア・アルミハンドル TR-TH-25はアルミ製で軽くお手頃価格のリフターです。
ただ製品自体の仕上がりはバリや表面のくすみがあるため見た目はイマイチ。
しかし「バリ取り」と「磨き」をかければイマイチだったリフターが味のあるリフターへ変身します。
自分の納得のいく仕上げを楽しめる製品でした。