アウトドアギアコレクションの中からColeman PEAK1 Detachable STOVE (Model 445-700J)コールマン ピークワン デタッチャブルストーブをレビューしたいと思います。
コールマンのPEAK1シリーズは自分の所有するデタッチャブルタイプのシングルバーナーの他、燃料タンク一体型のシングルバーナー、ランタン、クッカーがありました。
PEAK1シリーズは1980年〜1990年代に製造されていたモデルですでに廃番となっています。
ではレビューしていきたいと思います。
Coleman PEAK1 Detachable STOVEレビュー
パッケージ
黒いパッケージにデタッチャブルストーブがイラストで描かれていてカッコイイパッケージですね。
コールマンのロゴの横にはMade in USAの表記があります。
左側面にはデタッチャブルストーブの特徴が描かれています。こちらにもMade in USAの表記がありました。
右側面にはバーナーの仕様が描かれています。こちらにもMade in USAの表記。
上部にもMade in USAの表記。
底面は上面と同じレイアウトデザインです。
背面にはコールマンジャパン株式会社の表記。
ストーブの簡単な使い方がイラストで描かれています。
そしてこちらにもMade in USA…
パッケージ全ての面にアメリカ製の表記がありました。😅
保証は1年間だったようです。
パッケージの中身
パッケージ内にはバーナー本体、燃料ボトル、ボトルキャップ、燃料ポンプ、サービスパーツキット、取扱説明書が入っています。
サービスパーツキット内には、ポンプスプリング×1、ポンプボール×1、バルブOリング×1、ボトルOリング×3、ポンプチェックリテイナー(Oリング付)×1が入っていました。


長年使っていなかったためボトルキャップと燃料ポンプのOリングは切れていたので2個使用してしまいました。
もうメーカーにはパーツが無いためOリングが切れてしまったら代替えパーツを見つけるしかありません。

説明書
保証書兼説明書です。
バナー本体
バーナー本体の重さは320gです。
火力調整レバーで強火からとろ火まで調整が可能。
火力は2000kcalです。
バーナーバルブはレンチを使えば取り外すことができます。
中にはOリングがあるのでバルブより燃料が漏れるようでしたらサービスキットのバルブOリングで交換できます。
またバーナーバルブには溝があり燃料ホースをクリップでシッカリ固定できます。
脚の1箇所に水平調整ネジが付いていて不安定なフィールドでも脚の角度を微調整でき水平を保ちます。
上部には五徳と風貌が一体になっています。約110mmで五徳が中心付近まであるので安定してクッカーを乗せることができます。
- スノーピーク トレック900
- ベルモント チタンクッカー850
- ROTHCO キャンティーンカップ
- トランギア メスティン
- スキレット6 1/2
- BIALETTI
波になっている箇所から圧縮されたホワイトガソリンが噴出されます。
底面
脚は折りたたむことができます。
キツめに装着されているのでブラブラしないので任意の位置で固定できます。
バーナーには製造年月が刻印してあり1993年4月に製造されたものでした。
燃料タンク&ポンプ
燃料タンクはキャップを付けた状態で約225mmです。
タンク容量は約440ml入ります。
燃料満タンは禁物です。
タンクある黒い線までが燃料を入れられる上限です。
中身が見えないので少なめに入れるしかありません。
キャップはスクリュー式でシッカリしまりパッキンが付いているので燃料が漏れることはありません。
ただキャップ、ポンプともネジ山の噛み合わせがうまくいかない時があり途中まで締めてやり直しすることがあります。
多少コツが必要です。
燃料ボトルの底面にはピークワンのロゴマークがついています。
燃料ポンプニュニットです。
燃料を圧縮するためのポンピングと燃料バルルがついています。
ポンプチェックリテイナーはサービスパーツに予備があるため不調の場合交換が可能です。
ポンプチェックリテイナーを外してみました。
燃料ホースをバルブにつなぐ部分にはキャップがついています。
燃料ボトルに燃料ポンプを接続した状態です。
燃料バルブは右へ回すと燃料がOFF左へ回すと燃料ONです。
ポンプを手動でポンピングしポンプの内圧を圧縮し燃料を噴出させます。
バーナーと燃料ボトルをつないだ状態はかっこいいですね。
スペック
商品番号 | 445-700J |
本体重量 | 320g(バーナー) 220g(フューエルボトル) |
サイズ | 14×9.5cm(バーナー) 8×23cm(フューエルボトル) |
フューエルボトル容量 | 約440ml(16fluid oz) |
火力 | 約2000kcal(7500BTU) |
燃焼時間 | HIGHT(1時間30分) Low(8時間) |
原産国 | アメリカ |
デタッチャブルストーブを使ってみた
今回久しぶりにピークワンデタッチャブルストーブを引っ張り出したので試しにパエリアを作ってみました。
パエリはの素はK&K 「CAMPの達人」でメスティンを使いサクッと炊いてみました。
このCAMPの達人シリーズには「チキンパエリアの素」「シーフードパエリアの素」「イカスミパエリアの素」の3種類の味が発売されています。
今回は「チキンパエリアの素」を使ってみました。
ピークワンデタッチャブルストーブにホワイトガソリンを入れバーナー準備完了。
米とぎはせずそのままメスティンへ1合入れます。
CAMPの達人の中身はこんな感じです。
CAMPの達人を米の入ったメスティンへ投入。
あとはとろ火で18分くらいかけ炊き上げました。
炊き上げ時間はよくわからなかったので適当です。
火力はできるだけとろ火にしました。
10分蒸らしメスティンを開けてみるとシッカリ炊きあがっているようです。
CAMPの達人チキンパエリアの素、おいしかったです。
炊き上がりはゆるくもなく硬くもなく自分にはちょうど良かったです。
YouTubeにデタッチャブルストーブの着火から火力調整などの動画をアップしました。
よかったらご覧ください。
まとめ
PEAK1 デタッチャブルストーブはあまり人気がなかったのかタンク一体型のピークワンバーナーにくらべ中古市場でタマ数の少ないモデルです。
なぜ人気がなかったのかは、タンク一体型に比べコンパクトに収納できないのでキャンプやハイキングに持っていくのが面倒だからではないかと思います。
昔なにか良い収納方法はないかと考えましたが、面倒臭くなりオプティマス123ばかり使っていました。
しかし現在にしてみればすでに販売されていない上、キャンプ場でも他の人とあまり被らないヴィンテージキャンプギアの一つ。
強火からとろ火まで幅広い火力が使え、重心が低く五徳がシッカリしていてとても良いバーナーだと思います。
今回のようにたまに引っ張り出し、簡単キャンプ飯を作っていこうと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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