Affinity Photoの便利な機能インペインティングブラシを使えば、簡単に対象物を消す写真加工ができます。
下の画像は建物の手前にある緑色の電灯をインペインティングブラシを使い消したものです。
- 加工前
- 加工後
インペインティングブラシの使い方
左のツールバーよりインペインティングブラシを選択。
上部ツールバーでインペインティングブラシの細かな設定ができます。
ブラシ設定
幅 | ブラシのサイズを変えることができる |
---|---|
不透明度 | ブラシの透明度を変えることができる |
流量 | ブラシの筆圧を変えることができる |
硬さ | ブラシのエッジの硬さを変えることができる %が低ければブラシのエッジが柔らかく(ボケてくる)なる |
その他 | さらに細かなブラシの設定が可能 |
筆圧でサイズを制御 | 筆圧対応デバイスを利用する際に筆圧でサイズを制御することができます |
スタビライザ | 【ロープモード】 ブラシはロープが付いているかのようにドラッグされる。 急角度の折り返しを滑らかに描くのに便利。 長さを1〜128まで設定可能【ウィンドウモード】 入力の位置が可変ウィンドウ全体に平均化されます。 滑らかに移行する入力が可能。 ウィンドを1〜128まで設定可能 |
現在のレイヤー | 「現在のレイヤー」と「現在のレイヤーとその下」で作業が可能。 |
ブラシ設定の「現在のレイヤーとその下」は作業をする上ですごく便利な機能です。
使い方は簡単。
加工したい元データの上に新規空レイヤーを追加。
「現在のレイヤー」を「現在のレイヤーとその下」へ変更。
新規空レイヤー上で加工作業をすることにより、空レイヤーの下にある元データ(背景)に影響なく画像処理ができます。
- 上の空レイヤーで加工処理
- 空レイヤーの下にある元データは影響なし
加工方法
とても簡単です。
消したいところにブラシを掛けるだけです。
ブラシを掛けたところがあっという間に処理されます。
作業するコツは一気に消そうとせず、部分的に少しずつブラシの大きさを変えたり、スタビライザーを使いながら行うことです。
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